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関東化学工業株式会社

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シールピールホットタイプ

製品情報

ホットタイプTYPE-1(#011・CN)

ホットタイプTYPE-1とは

金属材料を使用する製品では、「作業過程」、「在庫管理上」、「輸送中のさびの発生やキズの防止」が悩みの種になっています。これを解決するのがシールピールです。

#011系ホットタイプは常温でブロック状になっており、専用タンク内で熱をかけ溶かし、液状にして部品をディッピング(ドブ漬け)します。部品を引き上げ、ふたたび常温で固まったプラスチック膜は、防錆油や色々な安定剤が入っており、高い弾力性を持っています。シールピールを使うことで、完全にさびの発生やキズを防止することができます。

特性

  1. 常温ではブロック状のプラスチックで、専用タンクで溶解して部品等をディッピングします。
  2. 部品はプラスチック被膜で覆われ完全にシールされる上、部品と被膜の間にオイルがしみ出し、さびの防止や湿気の防止が完璧になります。
  3. 皮膜は弾力性があるので、保管、輸送の途中、部品に傷をつける事を防ぎます。
  4. 皮膜が透明なので部品をシールしたままで製品の検収をする事ができます。
  5. 部品と全く同じ形に包装されるので、コンパクトに梱包出来る上、緩衝材も不要となるため梱包コストの削減ができます。
  6. 従来のプラスチック包装材は、フィルム、シート、板等を加工し、袋箱等を作り、更にその切口を塞ぐ等の行程が必要でしたが、シールピールは包装が一工程で出来るので、作業を簡単にする事ができます。
  7. 被膜をはがす時にはシンナー等を必要とせず、手で簡単にはがれ、部品をすぐに使用する事ができます。
  8. はがした被膜は再度溶かす事により再び使用(リサイクル)する事が可能です。

用途

航空機、自動車、車輛、防織機、電気機器類の部品、医療器具及び工具、治具等の包装に使用されます。最近では一時的にコンクリートのマスター型を作成する等お客様のアイデアで使用方法がどんどん広がっています。

性能

形成された皮膜は下記の性能を有しております。(CNは、Mと同等の性能があります)

#011 #011-CN
引っ張り強度 22Kg/cm2 以上 25Kg/cm2 以上
伸    び 50%以上 70%以上
皮膜厚さ(参考値) 2.0~2.5mm2.2~2.8mm
対薬品性 1.変化なし 水・水蒸気・食塩水・弱酸・鉱油
弱アルカリ・アルコール・鉱油
動植物油・各種洗剤
2.やや侵される 強アルカリ・強酸
3.侵される 有機溶剤

物理/化学特性

外 観黄褐色半透明固体
比 重0.98
燃焼性木材程度
毒 性なし
融 点 130℃
引火点220℃
発火点550℃
揮発性なし

包装

20Kg

  • インゴット型 1枚 約3kg
  • 段ボール詰め 1箱 20kg

25Kg

  • インゴット型 1枚 約5Kg
  • 段ボール詰め 1箱 25Kg

使用方法

  1. [ 溶解 ] インゴットを切断し溶解タンクに投入します。溶解は温度調節機能付き専用溶解タンクで所定の温度で加熱します。(この時できるだけ細かくカットすれば溶解時間が短くなります。)
  2. [ 部品浸漬 ] 溶解したシールピールの中に部品をドブ漬けし直ぐに取り出します。
  3. [ 皮膜の乾燥、硬化 ] ディッピングにより表面に付着したシールピール樹脂は、取り出した瞬間から即座に冷え、部品の大きさに応じ、十数秒~数十秒で指触乾燥状態になります。十分に硬化するには数分が必要です。 被膜は弾力性に富み、内部は防錆油が程よく金属表面を包み込みますので、部品のさび止め効果は万全になります。輸送時のキズ防止にも十分な威力を発揮します。
  4. [ 皮膜の剥離 ] 栓ゲージ、ネジゲージ、ドリル、カッター等殆どのものは被膜を引き抜くだけでよく、この皮膜はそのまま保護キャップとして使用できます。 部品の形状によっては被膜の一部にカッター等で切り込みを付ければ容易に剥離できます。

使用上の注意事項

基本的事項
  1. シールピールは有害物質を使用していませんが食べてはいけません。小片等は幼児の口に入りやすいので気を付けて下さい。(万一食べた場合、速やかに吐き出させ医師の診断を受けて下さい。)
  2. シールピールは火災予防条例の指定可燃物です。(その他の合成樹脂類:指定数量3,000Kg)
加熱溶解
  1. シールピールは適正な温度管理を行う為に専用のタンクをご用意下さい。温度管理はシールピールの寿命に大きく作用します。また、タンクは必要最小限の大きさのものにします。大きいタンクはシールピールの新陳代謝が少ないため溶解中に過度な熱負荷を受け劣化しやすくなります。
  2. タンクの周りは常に整理整頓し、監視を怠らないで下さい。特に加熱状態のタンク、容器の持ち運びは事故の原因にもなるので絶対にしないで下さい。
  3. やけどには十分注意し必要であれば保護具等を用意して下さい。また、作業中は必ず換気をして下さい。
  4. 製品に茶色や黒色の粒が入っている場合がありますが、原材料の焦げが残る事があります。除去して頂く事はもちろんですが、そのままご使用頂いても製品性能には問題有りません。

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